高知県土佐郡大川村朝谷
砂防がつくるやさしい大地(四国山地砂防事務所のHPから)
砂防事業は、水源山地の荒廃を防止し、急流河川から流されてくる大量の
土砂や破砕帯地すべ り地を人為的にコントロールすることによって、「がけ崩れ」「土石流」「地すべり」による直接的土砂災害を防止し、さらに本川河道の治水施設や多目的ダム等の貯水池を保全し、水系全般にわたる治水上の安定を図ることを目的としています。 また、砂防計画は、豪雨による「がけ崩れ」「土石流」「地すべり」等の土砂災害を防止するために、計画区域内に砂防えん堤・渓流保全工・護岸工等の砂防施設および地すべり対策の諸施設を配置して、合理的かつ効果的に対処するよう樹立され、これに基づいて砂防事業・地すべり対策事業が行われています。
朝谷第2堰堤、朝谷川見学
土石流等による災害の歴史を知らないと小さな砂防堰堤を見学した値打ちが無いと思うが、朝谷川の史実を知らないまま、小さな砂防堰堤だったで終わってしまった。
直ぐ近くに ”自然王国 白滝の里”があるらしいので、そこには行っておくべきだったと反省する。
本日の高知県ののダム巡り
南大王第7堰堤 ⇒ 穴内川ダム ⇒ 早明浦ダム ⇒ 汗見取水ダム ⇒ 汗見川堰堤 ⇒
朝谷第2堰堤 ⇒ 稲村ダム ⇒ 影の石谷堰堤 ⇒ 大森川ダム ⇒ 長沢ダム ⇒
大橋ダム ⇒ 中ノ川第2堰堤
朝谷第2堰堤見学
あさたにだい2えんていけんがく
Road Map :早明浦ダムの上流部、吉野川の支流である大北川に掛る小松川橋
手前(東側)から川沿いの道で遡上して、2つ目の橋で朝谷川沿い
の道を終点まで走る。
Route Map:土砂災害を防いでる砂防堰堤と言うのは判るが、特に朝谷第2堰
堤が
SABOカードになった意味合いが判らない。
前回、入手済みの ”朝谷第2堰堤”のSABOカード。
朝谷川の源流部に ”朝谷第2堰堤”がある。
朝谷川
画像をクリックすれば、堰堤の諸元が
読み易い範囲まで拡大します。
市道のUターン部から ”朝谷第2堰堤”を見ることが出来た。
土石流を防いでいる砂防堰堤にしては、小振りな堰堤と感じた。
数ある砂防堰堤の中で、何故 ”朝谷第2堰堤”がSABOカードに取り上げられたのか?
その辺りの解説板は周辺には見当たらなかった。
上流、又は下流に他の砂防堰堤があるのか探す気にはならなかった。、又は下流に他の砂防堰堤があるのか探す気にはならなかった。
やはり、沢水が綺麗なのは特筆ものである。
”妃ヶ淵”に寄り道する。
”朝谷第2堰堤”の見学を終えて、戻って来る時に再び同地点を通る
のだが、綺麗な淵が見られるかも知れないと遊歩道に入ることにした。
”朝谷第2堰堤”に向かう途中に駐車場と ”妃ヶ淵”の
案内板があったが、寄り道する気はなかった。
遊歩道入口に立っていた写真付きの解説板。 ”妃ヶ淵”とは滝のことなのか?
兎角、伝説とは当てにならないものだ。
遊歩道はフェンスで囲まれた展望台の様な所に出たが、
更に ”朝谷川”へ階段道が続いていた。
遊歩道は荒れた階段道を落ちるように ”朝谷川”に向けて下って行く。
中間の展望台の様な個所からは沢音が聞こえいたが、
樹木が生い茂り沢の姿はまったく見えなかった。
更に階段道を落ちるように下って行く。
階段道は終点となり、前方に樹木で覆われて殆ど
見えなかったが、滝の姿が確認出来た。
ネットから冬枯れ時のもう少しはっきり
見える滝の写真をお借りしてきた。
同じくネットで見付けた落差約15mの名前の判らない滝。
ここまで、あるいは沢まで下るには崖下り用のロープと技術が必要な様である。
結局、 ”妃ヶ淵”には遊歩道では行けなかった。